ここから進もうとする気持ちと
ここから進みたくない気持ちと
あの日を忘れたい心と
あの日を忘れたくない心と
君を傷つけた後悔
淀むことなく流れていく時間の中で
育ってゆく逆様な感情は
やがてその中で留まるべく
逆様のまま冷えていき
やがて小さく凍っていった
心の中で動くたびに
ひやり
僕を逆様の感情を思い出させるその氷は
大事な君を傷つけた懺悔と
命ある限り君を愛する誓いで
君の為に言葉を紡ぎ
生きるすべてを詠う誓いで
命尽きるまで生ききる覚悟と
意識果てるまで詠う覚悟
だから
僕の小さな氷は詠う
だから
僕は詠う
僕自身の凍った心で
あなたの命が果てるとき
僕は
情熱を空回りさせていた
誰かの命を看取るとき
僕は
持ち合わせの無い慈愛を探した
僕には何も無いから
僕には繋がりが無いから
いつも
唇を
噛み締めて
偽善の涙を
堪えて
命が消えてゆくときに
僕は
祈ることすら出来なくて
それなのに
どうしていつもあなたたちはそんな僕に最期の光を見せてくれるというの
春一番
・・・というにはあまりに強い風で今時期に台風かと思ってよれよれしながら帰宅。
雨ガが降って無くてよかった、と思いながら暖房を入れて冷えた身をふるふる。
部屋から見える川向の大木がふるふるどころかゆさゆさと揺れているのを見て、大体の風速を判断。
そしてふと気が付く。
ベランダのプランターが一個足りない?
土が入ってたからそうそう飛ばされて落下してはいまいとふんでベランダに出て捜索。
風でとの開いてしまった物置に土を撒き散らしながら突っ込んでいった模様。
外に落ちて無くてよかったよ・・・5階だよ此処。
テレビを見なくても暴風波浪警報とか彼方此方で出ているのは容易に判る、が。
明日はどうなるんだろう。
春の一番風 というよりは 冬の最後の風 か。
僕は冬の眷属だからなぁ。
最後の風が僕を迎えに来たのか。
次の冬まで生ききって、再び逢おうと別れに来たのか。
それとも。
いつもいつも春に気鬱になる僕を叱りに来たんだろうか?
何処にも辿り着けない僕があなたにあげられるのは
季節の移ろいを教えてあげること
何処にも進んで行けない僕があなたに差し出せるのは
足元に生きる草花の力強い生き様だけ
ひとは僕を笑うだろうね
あなたも僕を笑うだろうか
僕に誇れることがあるとするならば
それは命の夢を見ることができることくらい
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だらだらのびのび言葉を紡いでます
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凍心 (Touko)
性別:
非公開
職業:
色々やってる自由人
趣味:
ゲームとか本とか散歩とか言葉紡ぎ
自己紹介:
深くも考えてたり考えてなかったり
駄目人間ッぷりは年々悪化中
詩もどきを書いていたり
ふらふらお茶してたり
人の生死を見つめていたり
ゲームばっかりしてたり
朝焼け写真を撮ってたり
多分そんなヤツです
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