後悔
君の手を藉躇いもなく取ることが出来ていたなら泣かなかったね
夢の中
君の手に届かないと知っている だけど必死で手を伸ばしてる
夢の後
君の手に二度と触れられないと知る 目覚めた後の涙の痕で
仮に
君が手をもう一度だけ差し出してくれるのならば躊躇うものか
雑踏
すれ違う人の間に見た懐かしき愛しい人よ幻であれ
僕の口から呟きが
零れ落ちてからころと
土鈴みたいな音立てて
足元に一杯転がってゐる
それを集めて紡いだら
きっと詩になるのだらうが
僕はそうする事も無く
ぼんやりとそれを眺めてゐた
僕はいつもそうだった
君の黒髪も麗しい言葉も触れる事無く眺めてゐたのだ
ああ
愛しい人よ
今僕がこの呟きを拾い集めて愛の言葉を紡いだとしたら
君は手を差し伸べてくれるだらうか?
その黒髪に誓いの接吻を
愛らしい耳に甘美な響きを
僕には
君の消えぬ温もりを
生きてくれないか
頼むから
君の音が効きたいんだ
君の生きる音が聴きたいんだ
生きてくれないか
お願いだから
君は何も出来ないと言うけれど
君はみんなの為に咲き誇れるじゃないか
生きてくれないか
僕等の為に
君が咲くことで僕等は
春を感じて微笑むことが出切るのだから
羅列 六年後のリベンジ
あ あの日見た遠い夕虹 にわか雨 失った恋 そして忘却
い 憤り抱えたままで俯いて作った拳を開けずにいた
う 嘘と僕 手を取ったまま背を向ける 真と君に向き合えないまま
え 永遠をついには模索し始めた 今の僕見て過去が蔑む
お 音も無く魂沈む漆黒へ逝くあなたへと手向けの花を
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だらだらのびのび言葉を紡いでます
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- プロフィール
HN:
凍心 (Touko)
性別:
非公開
職業:
色々やってる自由人
趣味:
ゲームとか本とか散歩とか言葉紡ぎ
自己紹介:
深くも考えてたり考えてなかったり
駄目人間ッぷりは年々悪化中
詩もどきを書いていたり
ふらふらお茶してたり
人の生死を見つめていたり
ゲームばっかりしてたり
朝焼け写真を撮ってたり
多分そんなヤツです
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