十六夜。
っててぼんやりとした光を晒すだけで、形はよく見えない。
今日は忘年会だった。
逃げ損ねて、三次会までいた。
人で溢れる週末のすすきのには時間の感覚なんかまるでない。
月を見上げてるのは私だけ。
それなりに楽しかったけど、それなりに疲れてしまった。
どんなに呑んでも乗り切れない自分がいる。
もっと協調性があればいいのにね。
夜が明ける前に帰ります。
おやすみなさい。
ゆっくりと、強かに光を強めながら満月が昇っていくのが見えた。
外は夕闇。
何時から意識を失ったんだろう。
何時の間にか、床に伏せて眠ってしまっていた。
体が冷えている。
痛む体を起こすと、月は向かいのマンションの上をゆっくりゆっくり行くところだった。
今日の月は、黄色い。
今日の月は、まんまる。
ああ、まじまじと満月を、月を見たのは何時以来だろう。
最近の私はいつでも自分のことでいっぱいで何かを眺める余裕なんか無かった。
冷静に冷静に。
ただ静かに。
息を殺すようにただひっそりと存在を隠して生きていた。
何が恐くて何が辛くて、なんてわからないまま。
ただ脅えるように。
何に脅えているかもわからないまま。
人の痛みを吸収し、それを自分のせいだと思い込んで苦しくて。
またこの身を切れば楽になれるかとも思ったけど、それをして貴方が軽蔑の眼差しを私に向けるほうが多分辛くて切らないで、我慢して。
我慢して、またそんな自分を無理矢理箱に詰めるように胸の奥に隠した。
いくつそんな箱を隠せばいいのか。
いくつまでそんな箱を隠せるのか。
そんな状態でも、今日の満月は綺麗だった。
こないだ貰ったテレイドスコープで覗いたら、目の前一杯が丸い月で埋まった。
明日は一番好きな十六夜だけど、月は綺麗に見えるだろうか?
貴方の手が 暖かかったから
貴方の言葉が 暖かかったから
貴方の気持ちが 暖かかったから
僕はそれだけで生きてきた
いつか僕の全てを貴方が暖かいと感じてくれたら
僕はきっと
生きてきたことを悔やまずにいられるんだろう
貴方の全てが暖かかったから
僕はきっと
暖かくなれる
遠い夢
近い希望
遠い涙
近い狂気
生きて
今此処で死ぬことは許さない
生きて
今此処で消えることは許さない
君を守る人をいつか君が守るまで
消えないで
生きろ
誰かに愛されている夢を見て眠ろう
幼い頃の私 母に抱かれた記憶
誰かに愛されている夢を見て眠ろう
私に差し出された父の背中の記憶
貴方の腕で眠る時私はどんな夢を見てどんな記憶を紡ぐ?
貴方に愛されている私は夢を見る
永遠に続きはしないこの命の続き
幼い頃の私 母に抱かれた記憶
誰かに愛されている夢を見て眠ろう
私に差し出された父の背中の記憶
貴方の腕で眠る時私はどんな夢を見てどんな記憶を紡ぐ?
貴方に愛されている私は夢を見る
永遠に続きはしないこの命の続き

雪が降ったらとりあえず作っておかないとね。
拝啓、雪だるま殿。
やぁ、今年はやっと逢えたね。
去年に比べたら、今年はちょっと遅かったんじゃないのかい?
まぁいいさ。
今年も無事にやって来たんだから。
さあ遅れを取り戻そう。
僕らの季節をはじめるよ。
やぁ、今年はやっと逢えたね。
去年に比べたら、今年はちょっと遅かったんじゃないのかい?
まぁいいさ。
今年も無事にやって来たんだから。
さあ遅れを取り戻そう。
僕らの季節をはじめるよ。
君の手を引いて歩こう
君と一緒に歩こう
君が迷わないように
君が困らないように
君と手をつなぎ
僕が先に立って歩くよ
君を泣かさないために
君を守るために
それでもいつか
君は僕の手を離すだろう
それまで
それまでだけど
君の手を引いて歩こう
僕と一緒に歩こう
君の心と共に歩もう
僕の想いを胸に
君を見失わないように
僕が強くあるために
君の心と共に
想いを抱いて歩くよ
君が君であるために
君が自由であるために
それでもいつか
君は苦しみ涙を流すかもしれない
それでも
それでも僕は
君の心と共に歩もう
僕と一緒に生きよう
こうも歳若い人たちの殺人が続くと、余計なことを考える。
彼らと同じ年のころの私と今の私、彼らとの違いはなんだろう。
ちょっと今日は暗い話っていうか、私の闇の部分の話。
これで二重人格じゃないことが不思議なくらい、結構裏表激しいんです。
例えばナイフ。
最近のガキ(言い方悪いけど一番いい表現)はナイフなんか基本的に隠し持ってるものだと思うけど。
勿論そうじゃない子もいるけど。
私は昔から、そう、小学生の頃から”武器”を常備してた。
それはカッターだったり、コンパスだったり、工具だったり。
そういうものを持ってる子達って、一体何のためにそれを持ち歩いてるんだろう。それはカッターだったり、コンパスだったり、工具だったり。
だって、一応日本は平和な国だよ。
スラム街みたいに自分の身を守るために持ってるわけじゃない。
カッコよさ?それとも誰かを脅したり傷つけるため?
私は、自分を傷つけるためだった。
そして何処からともなく襲い来る「感覚」から自分を守るため。
そして、例えば知識。そして何処からともなく襲い来る「感覚」から自分を守るため。
今話題になってる彼女であれば科学知識。
特に彼女は人体に悪影響のある薬に関して長けていたようだけど。
私は、植物毒に興味があった。
ただ、別の方向にすぐ興味が移ったから身近にある植物のことしか今は覚えてない。
知識ってなんだろう。ただ、別の方向にすぐ興味が移ったから身近にある植物のことしか今は覚えてない。
衝動的にただ力で人を殺してしまう少年達と対照的に少女は冷静で計画的だった。
いや、ある意味彼女も衝動的なのか?
手に入れた知識を披露したくて仕方がない衝動。
なんとも言えず、猟奇的。
そういえば他人が関わることには衝動的に動くことが少ない、私。
例えば、自分を傷つけたり追い込んだりは比較的する。
でも、自分以外に関してはそういうことはないなぁ。
だから衝動的に殴った、殺したって類のことは理解に苦しむこと。
私はある種の「武器」を持ってる。例えば、自分を傷つけたり追い込んだりは比較的する。
でも、自分以外に関してはそういうことはないなぁ。
だから衝動的に殴った、殺したって類のことは理解に苦しむこと。
でもそれで誰かを傷つけたりしなかった。
私はある種の「知識」も持ってる。
でもそれを誰かに試そうとも思わなかった。
同じものを同じ年の頃に持っていて、全く違う方法を取ってる。
そこにある私と彼らの違いってなんだろう。
何かのきっかけがあれば、私は彼らと同じ道を辿ってたのかもね。
まぁ、当然そんなことがなかったからいまここでこうやって書いてるんだけど。
子供を持つ親御さんたちは心配でしょう。
けど、ナイフや人を傷つける知識を持ってたからってその子がなにをしでかすかなんてわかんないよね。
実際、此処に実例がいるわけだから。
(とはいえ、私は自分を傷つけるほうに走ったわけだけど)
ネットでも、実生活でも。
私は一体どんな人間に見られてるんだろう。
誰かに見せている姿と、その陰になってる姿はどっちが本当の自分なんだろう。
とりあえず、自分の大事なものを守るために右往左往してる自分は本当の自分だと思うけど。
でも、守るために、心配かけないために自分を傷つけている自分もいる。
その傷をまた心配かけないために隠している自分がいる。
何処が本音で何処が間違った本当なんだろう。
その傷をまた心配かけないために隠している自分がいる。
何処が本音で何処が間違った本当なんだろう。
段々わからなくなってきたなぁ。
結局違いってなんなんだろうね。
とりあえず、はっきりしてること。
私の場合は「守りたいもの」が自分じゃなかったってことかなぁ。
人間の心ってやっぱり難しい。
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自己紹介:
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多分そんなヤツです
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