冬春花

私は冬

あなたは春

私は風とともに溶け去って
あなたは風とともに芽吹く

私は白い溜め息とともに立ち尽くし
あなたは柔らかな匂いとともに舞う


私はあなたと居られないよ　その手を取れば消えてしまうから


それでもまた冬は春を望む
全ての命が咲いて誇る為

冬は夢を見る
春は夢を咲かす

あなたは春

私は咲く

春遠からじされど寒い

どうも、凍心です。
今日も全身にヤル気がありません、いつものことです。
とりあえずとりとめの無いだらだらしたことを書こうかなーと。

夜勤の帰り道、川縁に猫柳が開いているのを発見。
ああ、春なのだなぁと実感しつつへらへら。
まだ風は冷たくて息を深く吸えば肺に凍みる感じはあるけど真冬のそれとはやはり違っていてゆるい。
周りに春を感じながら今日は最高気温６度かー暖かいやね～とか思って歩いた。
けど相方からメールで「今日は寒いな」だと。
お前は皮下脂肪足りないんだよ俺のをくれてやるよ！！とか言いたくなったり。
ああ、八つ当たり。
寒いならいくらでもあげるよ皮下脂肪。



閑話休題。

地震のあった地区の方大変だなぁ・・・とか地震恐怖症の私は背筋を寒くしながら思っていたのですが。
すっかり忘れてた。
あいや忘れていたある。

・・・・・・隣県の震度５弱あったところに友人一家が住んでいるじゃないか！

丸一日気がつかなかった！
っていうか都道府県の配置が私の頭の中でぐちゃぐちゃだったし！
慌ててメールするもどうやら無事な様子で安心、とりあえず。
でもまだ余震続いてて恐いよーとは言っておった。
地球軋んでるから地震は仕方ないとはいえ死傷者が出るような事はいやだなと都合のいいことを考える。

早く地球の軋みが止めばいいな。
みんな自分の足で逃げられるわけじゃないから。
寝たきりの人が、肢体不自由な人が、意識の無い人が一番に犠牲になっているのは辛いから。
そういう人たちを守る人たちが力尽きて倒れてしまう前に止んでくれたらいい。
そして行政はあーだこーだ言う前にしかるべき対応取れよ、もう。
こういうこと書くと鼻で笑うやつが出てくるけどさ、偽善と嘲笑うなら好きにしたらいい。

とりあえず被災者に暖かな寝床と適度な栄養を、そして何より安心を。

ああもう話がぐちゃぐちゃだ。
寝不足は駄目だな。

澱

心の奥深く
澱のように積もった記憶の中に

俯く君を見た

忘れたはずなのに
忘れられぬまま

忌まわしい記憶の澱の中に
愛しい君の記憶を沈めたのは
いつか過ぎてしまう幸せを
恐れたから


今でも

静かに


君を守るように

静かに

静かに




２００３年12月14日　（返詩）
　凍心　（凍砂鏡）

そしてまた朝は巡る

そしてまた朝は巡る


僕の瞼の裏に巣食う闇を優しくその両手で取り除いて

闇の中で泣いていた僕に
手を差し伸べて



また朝は巡る

その光が眩しいほどに優しくて少し躊躇った僕の頬を撫でて

光を恐れ泣く僕の
涙をすくって


その紫の衣装で
毎朝僕を包むんだ

生きてない冷たさとか言われた

はい、平熱が３６．３の凍心です。

・・・・ベリー半死。
この喉の違和感だとかダルさは風邪だとは思うんです。

氷点下の空の下職場の制服（さらりと半袖）で何も羽織らずに外に一時間居たのが原因なんだと思うんです。

いや、風邪だろ、この症状。
うん、風邪だろ、この症状。

なんだけどさ、何故か低体温・・・。
体温計見て３４．７とかなってたのは吃驚した、職場の人に「・・・死人？」とか言われたし。
今も３５．３だった・・なんでだろう気持ち悪いな。

一生懸命暖めて寝ます、頭が回らないので言葉も出てこないな。

・・・ナゾ。

死に至らなかった病

 

うーーーーん。

どうも、駄目っ子凍心です。

今日仕事中に久々持病の発作を起こしました、すごい久しぶり。
今は風邪位しか病気しない案外丈夫な人に育ってますが昔は病弱でした。
持病ったって小児喘息なんですけどね、殆ど今発作起こさないけど完治はしていないです。

仕事中に胸というか微妙なあたりから息を吸ったら「きゅう」という情けない音がした。
発作のこの喘声を聞くのも久々で最初何かと思ったでよ。
軽い呼吸苦も久しぶりだったけど仕事できないほどではないのでそのまま活動。
動いてたらそのまま治まったし、何だったんだか。

久しぶりすぎて感動すら覚えた馬鹿が此処に一人。（滅

昔は発作起こして夜中とか病院運ばれたものです・・・。
親戚筋に喘息で死んだ人がいると聞いたことがあったので自分も若いうちにそうなるのではとか思ってたんですがね。
思ったより丈夫になっちゃったんで吃驚です、無論無事生き抜いてますし。
だからタイトルが「死に至らなかった病」なわけで。


よく考えたらそう苦しみもしていない自分は幸せなのだなぁ、とか思ってしまう。
大人の喘息は本気で辛いっすからね、高校の修学旅行とか本気で「俺死ぬ」とか思ったし。
いや、子供時代も辛かったけども！も！
苦しいけどどうしようもないんで耐えつつ頑張れ喘息仲間。


痛みと呼吸苦どっちが辛いかって言ったら呼吸苦だと思う、経験上。
ああ、でも私異様に痛みに強いからな・・・慣れるの早いし。

微妙。

残寒の幻

吐く息白く
吹き消される夕闇の先

見上げれば其処に凍えきった世界


この世界は冷たいけれど
やがて此処にも君の頬を優しく溶かす春風が来る


そうしたら
笑顔の君に逢えるかな

そうしたら
僕の頬も溶けるのかな

望んでいた光

瞳を閉じる



その暗闇の先で光る世界は

君に
似ていた

続・足枷

　足枷などもう投げ捨ててしまえ。

　・・・・囚われるのが、僕の望みでも。

足枷

　足枷をもう外そうか。

　君はもう此処には既に居ないのだから。