視線

感情を操れぬまま君と居て




我射抜く目を合わせられずに

傷

傷つけるつもりはなかった

なんて

きっと嘘



君を傷つけて

君の記憶に残りたかった

多分

本当




傷つくことで

君が泣いてしまうかもしれない

なんて

考えていたよ

これは

本当



君の涙を僕の傷に換えて
君を愛したかった

これが

真実

球状の宇宙

レオナール・フジタ展

・・・ではなく常設展示を見にきました
ガラス造形をを目的に

なのに砂澤ビッキの世界に入り込む 

砂澤ビッキの素描面白かったです
デッサンだけじゃなくその彫刻も一緒に有ったらよかったのですが
芸術の森にもあるそうなので次に行く機会があったら見てみたい
そういえばなんだか見覚えのあるデッサンもありました

ガラス造形は・・・
器とか花器類とか素敵でしたけど
その中で一番僕の心を捉えたのは各務氏の花器
クリスタルガラスの作家さんなのに何の絵もカットも入っていないシンプルなあの花器は素敵でした

飾らずとも人の心を捉えてはなさい美という感じ

その他全部よかったですよ
すっきり 


久々楽しかった

魂の海

君の気持ちを

僕の涙に沈めて

ゆっくりゆっくり

休ませてあげられたら


君の気持ちは

光になって

いつか僕の

影を消すだろう




夢を見たら

此処へおいで


悲しみはもう

僕の魂になった

徘徊

悩みがあるときはひたすら歩く

夢見る日常

溜め息を切り崩しては掌に乗せても一度飲み込む勇気

契

君の夢を見て
目を覚ます


そんな時間が
やがて終わることを知っている

契られた約束を
守り続けること


それが君の苦痛になるなら

裏切られたって構わない

咆哮

君の心にあるものを
僕に捧げてくれないか

僕はそれを受け止めて
空に向かって叫ぶから




僕の心にあるものは

今は遠い記憶の彼方

さまよいの朝

探してた何かを見つけられぬまま

違う何かがまた引っかかる




どうしても見つけられない


答えとか

正解だとか

間違いだとか



何処をどう探しても無い


結局は

僕の心が
繋がってない



そうやって心探して

さまよって歩く僕には朝が怖くて

新世界

穏やかな朝の空気に

少し怯えながら僕達は


終りを迎えた夜に

静かに心を寄せた




揺るぎない世界など無いさ
僕達はまたこの新しい世界を生きる