君を思うことを
君がやめてしまったら
君は一体
どこへ進むというのだろう
僕を思うことを
僕がやめてしまった絶望は
きっと繰り返してはいけないものなんだ
夕闇
抜ける風
リラの匂い
帰り道
幻の色の空
伸びる影
足音
迫る夏の匂いと
逃げてゆく春の音
開き始めた花を
君の眠りに添えて
そこに在るのに
何も見えない
悲しさと絶望は
いつも誰かを盲目にさせて
僕はそんな人を見つけては
何も言わず白杖を持たせる
見えないのではなくて
何も見たくないのでしょう?
見たくなければ
感じたらいいでしょう?
杖を持つ手に集中し
掌でそこに「在るもの」を感じるだけ
触覚だけを頼りにして
触れる風の感覚を捉える
何も見えないのです
怖くは無いでしょう?
何も見えないのです
感じるしかないでしょう?
感じないことは怖いのです
見るのも感じることですよ
それにさえ気づけたら
あとは目を開くだけ
やがて目が開けたら
僕は沈黙して白杖を受け取る
杖がまた見えない人を知らせるまで
杖を頼りに歩くのです
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だらだらのびのび言葉を紡いでます
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- プロフィール
HN:
凍心 (Touko)
性別:
非公開
職業:
色々やってる自由人
趣味:
ゲームとか本とか散歩とか言葉紡ぎ
自己紹介:
深くも考えてたり考えてなかったり
駄目人間ッぷりは年々悪化中
詩もどきを書いていたり
ふらふらお茶してたり
人の生死を見つめていたり
ゲームばっかりしてたり
朝焼け写真を撮ってたり
多分そんなヤツです
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