涙を飲み込んだらどんな味がするだろう
知っているはずなのに
いつも知らない振りばかり
心が閉じていく音はどんな音で響くだろう
何度も聞いたはずなのに
いつも忘れた振りばかり
知らない振りと忘れた振りで
誤魔化してばかり
何度も繰り返す悲しいことを
無かったことにして心に刻み込んで
永遠にそれを繰り返し続けて
そうして生きていくことが僕の生き方
そう言い切ってしまったら
僕はここから先に進めますか
心が奪われたわけじゃない
誰かを裏切ったわけでもない
ただ少し
ただ一瞬
雪が降る夜の街に優しい風が吹いただけ
恋でもなく愛でもなく
希望でも絶望でもなく
悲しみでも怒りでもなく
一瞬
この身にただ一瞬
優しい風が吹いただけ
今此処で君の手を離してしまったら
僕は一体どんな未来に辿り着くだろう
どんな喜びも
どんな悲しみも
君が居たから一緒に感じ取ってこれたのに
今此処で君と道を違えたら
僕は一体どんな未来に辿り着くだろう
ああ
さようなら愛しい人
どうか君から手を離して
凍えきった空の下
響かせてよ君の声を
氷の世界に閉ざされた僕らの元へと響くように
やがて君の歌がきっと僕らの息を吹き返させる
そのとき君に逢えたなら
もう一度歌って返そうか
僕達は何時でも夢を見続けなくてはいけない
例えそれがしあわせに続くものでなくても
僕達は何時でも夢を見続けなくてはならない
例えそれが朝霜と共に太陽に消されるものであっても
未だ知らぬ明日を想像し
月が誘う朝への旅路に夢を抱えて
僕達はやがてこの現世を去るまで
生まれては消えて逝く夢を見る
さあ
また新たな眠りを
続いてゆく夢を
僕達は何時でも夢を見続けなくてはならない
やがて永久に終らぬ夢の岐路に立つまで
今年もまた全てを諦めたあの日がやってくる
今年もまた新たな希望を見出したあの日がやってくる
冬が始まるよ
光と闇とともに
これから僕はどれだけの心を拾い集め
どれだけの言葉を抱きしめて
春を迎えることが出来るだろう ?
絶望ばかり覗き込み
希望を探す僕が居た
その愚か者は今もなお
在りもしない希望を探してる
暗くて深い光の中
見えもしない闇を探して
僕の絶望は眩しい光だ
目が潰れるほど激しい光だ
そうして僕は視界を奪われ
希望の闇は消えてった
僕の探す闇を知りませんか
心を休ませてくれる闇を知りませんか
光が希望と信じてた
あの頃の僕を見ませんでしたか
目を閉じても絶望は眩しすぎ
闇を探す間を与えない
光ばかりを覗き込み
闇を探す僕が居た
その愚か者は今もなお
見えもしない闇を探してる
守りたい
守れない
この想いを
その命を
あの輝きを
どの絶望を切り裂けば
ここに光が射すのだろう
守りたいのに
守れない
悲しみを吹き飛ばすには
何をしたらいいのだろう
僕の言葉は弱すぎていつも君の辛さを拭えない
僕はそれが怖くて言葉を探す
言葉で足らぬなら
僕の魂を懸けてでも
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