夕闇の虹 |-`).。ｏO(詩)

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夕闇の虹

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2024/04/29 (Mon)

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澱

2007/03/26 (Mon) |-`).。ｏO(詩)

心の奥深く
澱のように積もった記憶の中に

俯く君を見た

忘れたはずなのに
忘れられぬまま

忌まわしい記憶の澱の中に
愛しい君の記憶を沈めたのは
いつか過ぎてしまう幸せを
恐れたから

今でも

静かに

君を守るように

静かに

静かに

２００３年12月14日　（返詩）
　凍心　（凍砂鏡）

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そしてまた朝は巡る

2007/03/24 (Sat) |-`).。ｏO(詩)

そしてまた朝は巡る

僕の瞼の裏に巣食う闇を優しくその両手で取り除いて

闇の中で泣いていた僕に
手を差し伸べて

また朝は巡る

その光が眩しいほどに優しくて少し躊躇った僕の頬を撫でて

光を恐れ泣く僕の
涙をすくって

その紫の衣装で
毎朝僕を包むんだ

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残寒の幻

2007/03/19 (Mon) |-`).。ｏO(詩)

吐く息白く
吹き消される夕闇の先

見上げれば其処に凍えきった世界

この世界は冷たいけれど
やがて此処にも君の頬を優しく溶かす春風が来る

そうしたら
笑顔の君に逢えるかな

そうしたら
僕の頬も溶けるのかな

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過不足無く

2007/03/17 (Sat) |-`).。ｏO(詩)

君を生きればいい

だた君を生きればいい

それ以上の

言葉は要るか

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ことば拾い

2007/03/17 (Sat) |-`).。ｏO(詩)

溜め息は浮かぶ

青い月と紫の雲の中

その先に言葉になれなかった響きを組み立ててくれる誰かが信じて

太陽が全て白に染めてしまう前に拾い集めてくれる何かを見据えて

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根拠と君

2007/03/17 (Sat) |-`).。ｏO(詩)

この手はかならず届くと君は言ったね

この願いは伝わるんだと君は言ったね

　

その根拠の無い言葉に励まされて僕は見続けた

この未来
その先

僕の手が届く前に君は居なくなった

その願いが伝わる前に君は居なくなった

その根拠の無い確信を僕に託して

だから僕は
歩く

君が望んだ答えだから
僕は君の言葉に根拠がなくても

叶えてみせる

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風花

2007/03/16 (Fri) |-`).。ｏO(詩)